間取り紹介

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 全体間取りをざっくり紹介!各部屋の詳しいこだわりポイントなんかは、後日ルームツアー的な記事も追加していきます。

 我が家は二階建ての4LDKです。

 一階は、玄関、LDK、風呂、トイレなどがあります。

 二階は、主寝室、書斎、子供部屋が2部屋、トイレがあり、主寝室と書斎には広めの収納(ウォークインクローゼット)があります。

 ユニット式の軽量鉄骨造で、1フロアにつき4つのユニット、計8つのユニットでできています。ユニットは下の図のような配置(赤線)となっていて、ユニットの4隅の柱以外に構造上必要な壁や柱が無いため、間取りの大きな制限は、ユニットサイズに依存した家のサイズ(外壁サイズ)と、階段や風呂はユニットを跨ぐことは出来ない、という事くらいで、かなり自由に間取りを決めることができました。

玄関周り

 先述の階段のユニット跨ぎの制限のため、階段位置が微調整できなかった影響で、玄関周りはかなり広めです。

 家族が並んで靴を脱ぎ履きできるようホール幅を広くしたので、その奥のシューズクローゼットは土間収納になっていません。玄関土間が広めで、屋外に物置もあるので、土間収納にできなかった事による不便は特に発生していません。

玄関に「ただいま手洗い」を作ることは出来なかったのですが、代わりに玄関のすぐ外に温水の使える混合立水栓を設置しました。

LDK

 LDKは約17.5畳、畳数で見ると決して広くは無いです。

 しかし、キッチンを流行りのフローティングにしたり、回遊動線にしたりせずに、シンプルな対面型にしたことでリビングダイニングは12.5畳あり、体感的には十分な広さです。

 ダイニングの東側壁面には妻のワークスペースを設置しています。ここは将来的にはもっと長い机を置いて子供達の勉強スペースにできるようにしてあります。

 キッチンは間口長さ255cmで、キッチンとカップボード間の通路幅を約110cmとってあるので2人でキッチンにたっても広々と使えます。

 また、我が家は基本的に窓の数やサイズを最低限にしてはいるのですが、掃き出し窓については幅270cmの広い窓にして外光取込みや、開放感を得ています。

水回り(風呂、トイレ、洗面室、脱衣所)

 キッチンから奥に配置した水回りですが、一階ではここが一番こだわったエリアになります。

 水回りの床面積は全て合わせて7畳ちょっとです。お風呂とトイレ、パイプスペースで3畳使っているので、残されたのは4畳ちょっと。

 この4畳ちょっとのスペースに求めた機能性は、「洗面室と脱衣所の分離」化粧台スペース」「パントリーセカンド冷凍庫「普段使いの衣類収納」室内干しスペース

 脱衣所と洗面室は引戸で仕切って2つに分け、洗面室は洗面台の隣にキッチンカウンターを流用した収納を設置し、カウンターと上部棚を化粧台として活用、カウンター下の引き出しをパントリーとして活用しました。この収納の隣のスペースには幅が狭く背の高いスリムタイプ冷凍庫を設置しました。

 脱衣所には、洗濯機スペースの隣に家族4人分の肌着や靴下とタオル類を収納するカウンター収納を設置して、収納と同時に作業台スペースを確保。

 脱衣所の天井には室内物干しを設置し、浴室内にもランドリーパイプを、洗面室には昇降式室内物干しを設置してあります。そのため、浴室ドア、脱衣所引戸を開放することで、最大で6畳の室内干しスペースが生まれます。

 浴室暖房(浴室乾燥機)は敢えて設置してません。代わりに、脱衣所に6畳用エアコンを設置し、夏冬問わず快適な温度管理ができるとともに、室内干し時の除湿が可能です。

 換気システムの位置なんかにも気をつけて、エアフローもしっかりと考えてあります。

主寝室

 主寝室は寝るだけのスペースと割り切って狭めの5.5畳程度。主寝室の南側から西側の壁にかけて、L字型の窓(ホライゾン窓)を付けました。この窓は上下の高さは狭いのですが、横方向に大きくつなげることで大きな解放感が得られました。また、建物の外観にもアクセントになります。

 主寝室から繋がるウォークインクローゼット(WIC)は3.7畳あり、L型にハンガーラックがあります。衣類が日焼けするので普通であればWICに窓は設置しませんが、我が家は南面に敢えて窓を配置しました。

 この理由は、一つ目は南道路からの外観、二つ目は将来的な妻のワークスペースの確保です。

 一階ダイニングにも子供達の様子を見ながら仕事ができるワークスペースを作りましたが、将来的には子供達の勉強スペースになる可能性が有り、このWICの南側を妻の新たなワークスペースにできるようにしてあります。そして、「ワークスペースの正面には窓が欲しい」と言う妻の希望によって窓が配置されました。

 また、主寝室とWICを隔てる扉は必要なかったので、天井からのロールスクリーンのみで仕切っています。

 LDKの掃出し窓、主寝室の水平窓、WICの窓と、窓を多く付けた南面の外観は下の様になりました。

特別カッコよくできたわけでは無いけれど、普通の窓だけだとすごく箱感が強かったので、だいぶマシにできたと思います。

書斎

 私が趣味に集中するための書斎です。

 広めのデスクを置いて、趣味の道具が収納できれば良いだけなので、書斎としては4.5畳しかありません。その代わり、広めの収納が欲しかったので2.5畳ほどの収納スペースがあります。

 主寝室同様、書斎と収納の間は扉をつけず、ロールスクリーンにしました。

子供部屋

 子供部屋はほとんど大きさの部屋が二つ。どちらの部屋もベッドと机が置ければ良いと割り切って5畳程度の広さです。

 クローゼットの様な収納は無く、本来はクローゼットになるスペースから壁や扉をなくして部屋と一体にしたような形(部屋の壁に直接ハンガーパイプと棚が付いている状態)にして部屋を広く使える様にしました。

 今はまだ子供達が小さいので、右側の部屋にシングルベッドを二つ並べてママと子供達で一緒に寝ています。

 左側の部屋は子供達の遊びスペース、おもちゃ収納スペースとして使っています(図では将来的にベッドと机を置いたイメージになっています)。

二階トイレと洗面

 二階にもトイレと洗面を設置しています。

 加湿器の水の補充などもあるし、何より私の趣味で水を使う可能性や手を洗うので、洗面台を設置しました。

 これで子供が大きくなって朝や就寝前に一階の洗面台が渋滞しても大丈夫です!

まとめ

 我が家の間取りは、もともと希望していたほぼ全ての条件を叶えることができていて、今のところ間取りに対しては何も後悔はありません。

 それは当然で、実はこの間取り、完全に私自身で作ったものなんです。ハウスメーカーの検討を始める前の約一年の準備期間で、「マイホームデザイナー」と言うソフトを購入して色々と遊んでいました。

 もともと頻繁に部屋の模様替えをしたり、家具選びやDIYも好きで、さらに今回入念に住宅系の勉強もしていて、制限の少ない鉄骨ユニット工法も併せて、自分で考えた理想の間取りをそのまま建てることが出来たのです。

 「素人施主が考えた間取りはプロに設計に遠く及ばない」「間取りや生活の希望を伝えるだけで、間取り設計には手を出すな」「絶対に後悔する」って意見をネットでよく見かけますが・・・

 果たして私はこのまま後悔せずに住み続けることはできるのでしょうか?

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